【その十一】Be Happy!

デンマーク 教育

世界一幸せな国となったデンマーク。これまでにその教育を探ってきました。最後に考えたいのは幸せとは何だ?ということ。

幸せとは誰かが与えてくれるものでしょうか?私はやはり、自分の中にあるものだと考えています。デンマークの親がこどもに伝えること。「Be Happy」です。「幸せになれ」ということ。

とてもすばらしい言葉のオクリモノだと思います。なぜならば 親が幸せを定義していません。幸せになれと言われたこどもは幸せとは何だろうか?と考えます。幸せとは何かを問い続けながら生きていくのです。結して親の幸せを押しつけていません。

今回のデンマークの記事で私が伝えてきたことに、「こどもを認める」というものがあります。それは、こどもたちはそれぞれの人格を持っていて、それぞれの生き方があるということです。

私が会ってきた人生の成功者?の方たちは、自分の体験から自分の道を創り、自分のモノサシで動いている方たちです。目が輝いており楽しそうなオーラが出ています(笑)言わば、自分の得意なことや楽しいことを見つけている人たち。
つまり自分らしさを思いっきり出していけるのでイキイキとしています。あらゆるチャレンジをして失敗も繰り返し経験値を増やした中で見つけているので軸がぶれません。

前回も伝えましたが、自分で考えて、自分で行動するから「やる気」が出ます。自分のモノサシを自分で見つけていくことで人生も充実感にあふれていきます。それが「BE Happy」ということだと思います。自分で幸せを見つけていくのです。

幸せとは人それぞれに違うのですから、それを間違っているというのは人格否定となります。

ある人は高級車を乗ることかもしれません。ある人は素朴な家族団らんかもしれません。どちらでも幸せを感じるのならば良いのではないでしょうか。どんなことに幸せを感じるのかというモノサシは体験から生まれてきます。だからこそこどもたちにはあらゆる体験をさせてあげたい。

親御さんが準備したレールを乗り越えていった結果、幸せをつかんだ人たちもたくさんいます。それは「はまった」ので良いと思います。しかし注意しなければならないのは、こどもの人格もそれぞれだということ。

はまらない子たちにとっては辛いことです。プレッシャーとなり、外に出られなくなっている子も多くいます。親の幸せの定義に当てはめようとする結果、不幸のサイクルとなる可能性がある。

枠にはめ込むことが教育であるという概念も渦巻いていますが、それは人をコントロールしようとする人たちの考えであり、その人個人の幸せまで考え切れていないのではないでしょうか。

私は仕事でこどもフリーキャンプをしています。先日も30人のこどもたちとキャンプをしてきました。
責任者としては、こどもたちを枠に入れた方が楽です(笑)厳しいルールをつくって動かせば余計な心配もしなくてもいい。
しかし、こどもたちは心の奥から楽しんではいない。楽しんでいるのは、そのやり方にはまった一部のこどもたちです。もっともっとチャレンジしたいというイノベーション気質を持っている子は、隠れて枠から外れたことにチャレンジをする(笑)
だから、私は型にはまったキャンプをしない。フリーキャンプをします。

私たちが実践しているフリーキャンプはこどもたちのやりたいことを引き出し、どのように実現できるのかを考えていきます。
規律正しいというよりも混沌とした場になります(笑)

しかし、こどもたちは楽しそうです。なぜならば自分で考えて行動できるから。こどもたちは自分で決めて行動できることに楽しさを見つけていきます。やる気も高まり、チャレンジが増え、成功も失敗も繰り返します。このような場が豊かな場であり、こども自身が幸せを学べる場だと考えています。

こどもたちに「Be Happy」と言うならば、幸せとは何かを考える場をつくること。それが大人の役割ではないでしょうか。

幸せとは自分のモノサシで動いていけることであり、自分らしさを出せること。その背景には認め合える社会(場)があること。それが社会の豊かさであり、幸せを考えられる場になるのだと思います。そんな場を増やし、こどもの頃には小さな幸せをたくさん積み重ねてもらいたいものです。

ではこどもたちに幸せになれという前に私たち大人はどうでしょうか?これを機に幸せとは何かを考えても良いかもしれませんね!簡単に見つかるものでもないし、きっと思うようにいかないことばかりです。その中で足元にあることに気づくのかもしれませんね。

まずは自分らしさを出していくことからです。大人がイキイキしていればこどもたちも同じように幸せをつかもうとするでしょう。こどもの幸せを望むのならば私たち大人が自分のモノサシで生きていき、幸せな生き方を見つけることが第一歩かもしれないですね。

ではでは、これでデンマークの教育から学んだことシリーズは終わりです。お読みいただきありがとうございました。これからも家庭でできる体験教育のヒントを出していきます!今後ともよろしくお願いします!

家庭でたいけん教育!
佐藤陽平

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