包丁研ぎ

長男のいつもの声です。
 
道具は使えなくなったら捨て、新しいものを買うのではありません。お手入れしてずっと使うもの。
 
この包丁は鍛冶屋さんに作ってもらった包丁です。長男が小さい頃から使ってきました。言わば、長男と一緒に育ち合ってきた包丁なのです。
 
私は子どもの教育には「ホンモノ」が必要だと考えています。
 
先が丸く、オモチャの柄がついている包丁もありますが、それは大人のための包丁です。子どものためよりも、大人の不安な気持ちを解決するためのマーケティング包丁。
 
子どもはオモチャの柄がついている包丁を見て、オモチャと勘違いします。だから自分で気を付けようとしません。
 
それを見て大人は「危なっかしい」と感じ、子どもに「危ない」を連発します。
 
ある子どもは、料理が怖いもの、嫌いになったと言います。また、先が丸いので使いづらい。結局は捨てられていくのです。モノは「使い捨て」を家庭で実践してしまう・・・。子どものためになると思っていたことが逆効果になっているのです。
 
一方、ホンモノの包丁はオーラが違います。
「切れる」ことが一目でわかります。
ですので、子どもは自分から気を付けようとします。
真剣になるのですぐに上手になります。
上手になるとより楽しくなり、包丁に愛着を持ちます。
意欲が高まることで、子どもでは難しいと言われる「砥ぐ」こともできるようになるのです。包丁が一生の「相棒」になります。
 
これが「ホンモノ」の教育力。
 
技術もさることながら「心」も育てるのです。
 
子どもの周りに「ホンモノ」はありますか?
大人が「ホンモノ」を意識していますか?
 
何でも簡単に手に入る時代です。ですが資源は限られています。
こんな時代だからこそホンモノの道具に目を向けていくべきだと思います。

家庭でたいけん教育!
佐藤陽平

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